Strawberry Kids-Style

私の好きなものたち
皇室の名宝展 伊藤若冲
昨日文化の日、東京国立博物館で行われている「皇室の名宝展」に行って来ました。

最終日ともあり、入場までに20分、お昼を食べるのにも1時間待ち。

前回、家族で常設展を見に来たときには、シニア層と外国人観光客ばかりで、人影もまばら・・・という状況でしたが、今回は若者、特に男性の姿も多く、日本文化に興味を持っている方がこんなに多いのかと、ちょっと嬉しくなりました。

今回の名宝展では、平成天皇在位20周年記念ということで、皇室に伝わる宝の中でも選りすぐりの素晴らしい絵画を見ることが出来ました。

狩野永徳の「唐獅子屏風」は、まさにエネルギーの爆発、といった風情。迷いのない筆致、完成されたレイアウト・・・図録でよく見ている作品ですが、実物の大きさにまず驚かされます。
これだけ緊張感のあるエネルギッシュな画面でありながら、筆致はあくまで自然、迷いなく流れるような動きです。
この巨大な画面で、これだけ完成された構図で描ける永徳の才に感服します。



そして、上村松園の「雪月花」

ああ、日本人に生まれて良かった・・・としみじみ思える名品です。

私は、あまり意識したことはなかったのですが「もののあはれ」に弱いようで、専門は日本文学、卒業論文は「蜻蛉日記」だったんです。
上村松園はもともと好きだったんですが、日本人ならではの着物の色目、題目の選び方、レイアウト・・・もう表現する言葉がないほど大好きな作品です。
伊勢物語、源氏物語、枕草子・・・と日本人ならば当然知っているべき3作品を取り上げつつ、なおかつ松園独自の世界を創作している・・・という、他に類をみない傑作です。

そういえば、日本人は昔、共通の知識として古典文学を知り、その上で成り立つ文化を築いていたんですよね。
和歌のやり取り、俳句、絵画・・・自分が日本文学好きだから、というだけではなく、こういった知識の遊びが廃れていってしまっていることは、本当に淋しく思われます。

次に、並河靖之作「七宝四季花鳥図花瓶」も、図肝を抜かれた逸品です。
漆黒の闇に浮かぶ、青葉滴る紅葉と春爛漫の桜・・・杜若の藍と飛び交う小禽・・・展示方法も見事だったのですが、この花瓶の周りには七重八重の人垣が。
片や膝を折り下から見上げ、片や天空より華と青葉を見下ろし・・・その優れた技巧にため息をつくばかりでした。
私はといえば、往きては戻り、そしてまた浸り・・・と何度もこの花瓶の廻りを巡り、完成された美に耽溺したのでした。

そうそう、会場には「花鳥風月」を表現したものが多く、特に孔雀は最も多く取り上げられた画材の一つでしたが、特に私が目を奪われたのは、荒木寛畝作「孔雀之図」でした。
後に取り上げますが、圧巻だった伊藤若冲の孔雀とも違い、西洋画を学んだ後の作品は、遠近法を用いた肉感のある、孔雀の生命感を感じさせる逸品でした。
羽根の一枚、脚の襞、緊張感の漂う計算されたレイアウト、完璧な省略。反面孔雀の羽の気が遠くなるほどの細密さ。
何時間でも見ていたいと思わせる作品でした。

他にも語りたい作品はたくさんあるのですが・・・

今回、誰よりも、初めて実物を見て虜になってしまった画家は、伊藤若冲でした。

伊藤若冲は、2000年に生誕200年を記念して行われて展覧会を気に突如脚光を浴びた、特異な画家です。
伊藤若冲の名前は以前よりテレビで見聞きし、その作品も見知ったものだったのですが・・・

今回、生きている間に若冲の「動植綵絵」を30幅、揃った状態で見られたことは、人生の僥倖、かけがいのな宝といって過言ではありません。
図録も買って、ネットでも検索してみたのですが、写真は実物には足元にも及ばない・・・これほど、図録と実物の差がある画家を他に知りません。
幸い、彼の作品は近年のブームの中で補修をされる過程で多くの謎が解明されています。
ただの白、に見える箇所でも「画絹裏面に黄土の裏彩色があり、それが画面の綾目から透けて、表面の胡粉表現と、黒色の肌裏地と重なって、視覚的に奥行きのある、輝くような美しさとなって見えるという、立体的構造には驚かされた」(皇室の名宝展図版解説より抜粋)

そう、すべての彩色が多重に構成され、深みのある奥行きを感じさせる色となっているんです。
気が狂いそうなほど緻密な、細密画的な技法
にも関わらず、大胆不敵な、流れるような筆致で描かれた背景
寸分の狂いもなく計算されたレイアウト

一幅一幅が命を持ち、訴えかけ、迸る。

「雪中鴛鴦図」で見られる、鳥の完璧な描写とデフォルメされた背景。降りかかる雪は、胡粉を飛ばした飛沫の偶然の産物。
あれだけ完璧に、緻密に書き込んだ上で、偶然に任せる大胆さ。
惚れ惚れしてしまいます。

そして「諸魚図」に見られる親子蛸のユーモア。

江戸時代は洒脱をもてはやした文化とはいえ、伊藤若冲の作品には底辺に流れる「をかし」、洒落っ気に、心惹かれてなりません。
今回はガラスケースの中でしたが、もともと寄贈された相国寺の空間で鑑賞したい・・・

*******************


私は子供の頃、親に連れられてよく美術館、お芝居、バレエ、歌舞伎と見に行ったんですそれは、大人になった今でも、私の血肉となり、宝となっています。
振りかえって、私は忙しさにかまけ、子供たちを芸術鑑賞に連れて行っていないんですよね。今回は、最終日ということもあって、一番下の息子しか連れて行けなかった展覧会。11月12日からは第2期がスタートします。
子供連れと気後れせず、ぜひぜひ東京国立博物館に子供連れで行って、日本の宝を見せてあげてください。

特別展のハードルが高いようであれば、国立博物館は常設展でも国宝がたくさん展示されていて、1日では見切れないんです。
建物も素晴らしいです!!展示方法も驚きの連続です(とくに法隆寺宝物館はオモシロイ!!です)しかも中学生以下は無料。
1回では見切れないので、何度か足を運んで、教科書でしか見たことのない品物に触れさせてあげてくださいね。
| いちごキッズ | 好きなもの | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
首都圏限定!子どものための衣・食・住・遊・学 ガイド発売!
子育てガイド
首都圏限定、子育てに必要な情報をすべて集めたガイドブックが登場!

もちろん、ストロベリーキッズも載っていますよ。

今まではジャンルごと、インテリアならば家具だけ、という本がほとんどでした。
今回企画書をいただいて、まず驚いたのは、育児に必要なすべての情報を網羅する、という点。
私も子どもが小さいときに、この本が欲しかった〜!

チレキルームは育児施設に見えるようで、ぶらっと通りかかった方から、こんな質問を受けることが多いんです
「子どもがぐずっちゃうんだけど、子どもが楽しめるヘアサロンはどこにあるの?」
「子供連れでいけるレストランは?」
「いいお医者さん、ありますか〜?」
・・・などなど・・・

そんなときに、このガイドブックが大活躍しそう。
今まで知らなかったお店が沢山載っているので、私も隅々まで読んで勉強します。

開けてびっくり、情報満載のガイドブックを100冊購入したので、送料無料で販売します。
配送方法の選択、で「メール便」を選んでくださいね。

◆書籍詳細◆

◇子どもにやさしい街を探そう!六本木、二子玉川、表参道、自由が丘 マップ

◇Dress・・・キュートな子どものお洋服が欲しい!

◇Living・・・子どもの生活に必要なアイテムを手に入れよう!

◇Play・・・楽しさいっぱいの場所で子どもと遊ぼう!

◇Restarant・・・キッズ歓迎!子どもと一緒にお食事しよう!

◇Learn・・・お稽古を通して子どもの才能を伸ばそう!

◇And More・・・困ったときはここにお任せ!
           ママもキッズもハッピーになれる場所とは?

◆書籍情報◆

ページ数: 181ページ
出版社: ジャパン・プランニング・アソシエーション
ISBN-978-4-88357-357-8
発売日: 2009/11/10
商品の寸法: (横)19.5 x(縦 )26 x (厚)1.5 cm
定価:1680円

ストロベリーキッズでは送料無料で提供中!
詳しくはこちらから
| いちごキッズ | お知らせ | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
関西の方必見!ミズタニがコーディネートしたモデルハウス!!
高橋開発1
大阪府枚方市氷室台のモデルルームをストロベリーキッズ・水谷がコーディネートしました。チレキの実際の商品を体感いただくチャンスです!

期間限定での展示となりますので、ご興味のある方はお早めにお出かけくださいね。

アンケートにお答えいただくと、ストロベリーキッズグッズをプレゼント。
非売品のチレキグッズと、どんなインテリアにもあわせやすいキッズアートフレームをご用意しました♪
いつもは有料のカタログもプレゼント。チレキワールドをお楽しみください。


コーディネートを終えて・・・

チレキの家具は目を引くので、モデルルームの需要・お問い合わせはとっても多いんです。
今回も最初は家具の搬入だけと思っていたら、急遽コーディネートを依頼され、びっくり。。。

壁紙・家具・配置すべてが決まった状態でのスタートだったので、難しかったですね。
準備期間が一週間しかなかったし、遠方なので採寸にもいけないし×××

とにかくカーテンが間に合わないので、チレキのロング丈のものをミシンで縫い直したり、タッセルも手作り。
手作り感覚あふれるものになってしまいました(笑)

それと、チレキスタイルを作るには、マストアイテムが一杯で、通常のモデルルームで行われるデコレーションよりも、大量に雑貨や小物が必要なんです。
この買出しも時間が無くて、依頼日当日にネットショッピング!あとは近所の雑貨屋さんで済ませるしかなくて〜 >△<  

のちほど、使用した雑貨をUPしようと思っていますが、単価は1,000円以下のものばかり。組み合わせると、我ながら「Cawaii!」お部屋を実現できました。

おもちゃもあるので、遊んでいってくださいね!

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チレキのデコレーションには「実際に子供が住んでいるようにつくる」という鉄則があります。

今回は、インテリアコーディネーターさんが選ばれた家具がSweetだったので、正直「困ったな〜」と。。。
Sweetって、フォルムも独特だし、万人受けする商品ではないんです。

それにあわせる雑貨も、何でもいい!ワケはなく、それなりのストーリー性が欲しくなっちゃうんですよね。

この中に、ひとつ童話を再現しています。

私がコーディネートするときに好きな手法は゛借景゛と゛見立て゛

何が隠しテーマになっているのか分かった方はご一報くださいね!(ちょこっとプレゼント差し上げます)

売主の高橋開発さんのご好意で「家具だけ見たい!」という方も、O.K.ということなので、ぜひチレキの家具をご検討中の方は、行ってみてくださいね。

                         

名称 レオタウン枚方コムニヒルズ
住所 大阪府枚方市氷室台1丁目
交通 JR学研都市線「津田」駅よりバス約10分・京阪バス「氷室台」停より徒歩5分
売主 高橋開発
お問い合わせ先 TEL: 072-897-6500 (AM10:00-PM8:00) 担当:北森さん
モデルルームには常駐していないので、到着前にお電話ください。
ホームページ レオタウン枚方コムニヒルズのHPはこちらから

高橋開発2
建築家の橋上純二氏がデザインした、モダンで洗練された外観。
| いちごキッズ | お知らせ | 16:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
至れり尽くせり?夏休みのアレ
もうすぐ夏休みも終わりですね〜。

今年は、長女が中学校、3番目の息子が小学校に入ったところ、スケジュール管理が×××びっくり

次女も5年生で、毎日のように吹奏楽部があって、3人分毎日お弁当〜ショック

長女は、吹奏楽部の練習が朝8時30分から夕方5時くらいまで毎日あって、その後学習塾。

次女は吹奏楽部(小学生なのに!)とプール、長男は学童とプール・・・

はぁぁ〜、自分の仕事のスケジュール以外に、こんなに覚え切れません!

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ところが、今週月曜日、中学の吹奏楽部の役員会で早朝学校に行ったら、びっくりな光景が!


全員、夏休みの宿題を先輩にチェックしてもらい、一つでも終わっていないと部活参加禁止!なんですって!!

道理で、帰りの飛行機の中、英語の勉強をしまくっていると思いました。。。

中学生になると宿題も半端なく多くって、さらに朝から晩まで部活と塾。大会も沢山あるし、疲れますよねぇ。

先輩が宿題チェックしてくれるのにもびっくりしたけれど、野球部はさらにびっくり。
7月中に毎日勉強の時間があって、全員7月のうちに全部宿題を終わらせていたんですって!

今はこんな風にこんな至れり尽くせりなんですかねぇ。

新設校でありながら評判がよく、学区外から抽選でも入学したいという子が集まる学校だけのことはあります。

ちなみに、小・中一環のモデル校なんですが、普通の公立校なんで、だれでも入れるんですよ〜

次女と息子は宿題やばし、です。この週末が山場ですねぇ。
ホント、早く独り立ちしてもらいたいミズタニです。


| いちごキッズ | 子供 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
アートコレクション
遅くなりましたが、私のコレクションを少しご紹介しますね。

旅先で、ついつい買い求めてしまって、今では飾る場所に困るほどになってしまいました。

写真には有りませんが、一番古い絵は、大学生のときに買ったWilandのイルカの絵で、今も厳寒に飾っております。

水面から潜水を開始した2匹のイルカ。シルクスクリーンの作品ですが、サインの横にちょっといたずら書きのような感じで、直筆のイルカが入っているのが珍しくて。
これは、イルカ好きだった主人のために、アメリカから帰国の途中で立ち寄ったハワイのギャラリーで一目ぼれして買ってしまったもの。

同じ頃、買ったマックナイト。当時はバブルだったんで、結構お高かったんですよね〜
mak
ずいぶん長いこと、リビングに飾られていました。

こちらは、新婚旅行で泊まったフロリダのディズニーワールド、グランド・フロリディアン・ホテルのポスター。
disney1
これはディズニーのギャラリーで見つけて即買い。
キャンバス地に印刷された珍しいものです。
日本とサイズが違うので、フレームをオーダーしたんですが、こっちの方が高かった(涙
マンションのコンセプトが「暮らせるリゾート」
街並みも椰子やディゴの葉が揺れるようなリゾートムード一杯のエリアなので、こんなイラストも良いかと思って(笑)

昨年、同じホテルに泊まって購入したのは、こちら
disney2

流木のような質感で作られたフレームに、水彩画のようなタッチで描かれたポスターです。
ミニーとミッキーが手をつないでいるんですが、顔が見えないのが大人っぽいかな〜
これはホテルのビーチから、マジックキングダムのキャッスルを眺めた構図・・・なんですが、今は樹が茂っちゃって、こんなにはっきりと見えなくなっちゃっているんですけどね(笑

あとは、ハワイで購入した巨大なDan Mackinの作品が、今はリビングの壁一面を占拠しています。
beach

この海の色合いがいいでしょ?
ハワイのビーチでお昼寝しているような錯覚に陥ります。
この作品、彼の画集の表紙を飾っている代表作。4年くらい前にハイアットリージェンシーのギャラリーで購入して、今年春に再訪したときに、他の作品も買おうと狙っていたら、既にギャラリーは他の作家さんに代わっちゃっていて・・・残念です。

今年の春、ノースショアのお土産やさんのようなギャラリーで買ったのがこちら。
hawaii art1
3点購入して、イケアのフレームを買ってきて、自分でサイズを調整しました〜
大変だったけど、大人っぽくなったのでお気に入り。
寝室に飾っております。

寝室には、ホテルのように、南国の植物をシンメトリーに飾るのが憧れだったんです。

このギャラリー、シェイプアイスで有名なマツモトシェイプアイスのすぐ近く。
たくさんの作家さんのフォト、イラストが沢山取り扱って目移りしちゃうほど。ぜひぜひ寄ってくださいね〜






| いちごキッズ | 好きなもの | 15:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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神秘の短剣―ライラの冒険シリーズ〈2〉
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高慢と偏見 上   ちくま文庫 お 42-1
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